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タジク語の翻訳は、日本と中央アジア地域に拠点を持つ専門翻訳者チームが担当し、ビジネス文書、契約書、技術資料、政府関連文書、学術論文など幅広い分野に対応しています。

タジク語とは
タジク語(Tajik)は、インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派のイラン語群に属する言語で、ペルシア語の一変種とされています。イランのペルシア語(ファールシー)やアフガニスタンのダリー語と近縁関係にあり、相互理解も比較的容易です。タジキスタン共和国の公用語であり、国民の大多数が母語として使用しています。
タジク語は現在は主にキリル文字で書かれますが、タジキスタン以外ではラテン文字やアラビア文字が使われることもあります。
タジク語は古代ペルシア語に起源を持ち、中世以降は中央アジアの詩人や学者たちによって発展しました。とくに14~15世紀の詩人ルーダキーやジャーミーは、タジク文学の礎を築いた人物として知られています。現在も詩や文学の分野で豊かな伝統を誇ります。
世界におけるタジク語の位置づけ
タジク語は主にタジキスタンで使用されていますが、ウズベキスタン、アフガニスタン、キルギス、中国西部(新疆ウイグル自治区)などにも話者がいます。世界全体の話者数は約1,000万人と推定されます。
中央アジア地域では、タジク語は文化的・歴史的に重要な位置を占めており、ペルシア文化圏の伝統を継承する言語として、教育・文学・報道の分野でも広く用いられています。
日本とタジキスタンは1992年に国交を樹立し、経済協力やインフラ整備、人材育成など多方面で関係を深めています。特に中央アジア地域の安定と発展におけるパートナーとして、両国間の協力が強化されています。
こうした国際的な交流の拡大により、タジク語翻訳の需要も年々高まっています。LTOでは、専門知識と文化理解を兼ね備えた翻訳者が、正確で信頼性の高いタジク語翻訳サービスを提供しています。
