LTOのロシア語翻訳
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ロシア語とは
ロシア語は、インド・ヨーロッパ語族・スラブ語派の東スラブ語群に属する言語です。表記には33個のキリル文字が使用されています。広大なロシアの中では北部、中部、南部に大きく分かれ、それぞれが方言として大別される中、中部方言に属しているモスクワ方言が標準的なロシア語とされ、「大ロシア語」とも呼ばれています。
また近隣国の言語でもあるウクライナ語やベラルーシ語は、別名「小ロシア語」とも呼ばれ、ロシア語とは言語的にも近い関係にあります。
世界におけるロシア語の位置づけ
ロシア語は、世界で約1億8000万人の人々に使われています。ロシア、カザフスタン、キルギスタン、ベラルーシの公用語として使われているほか、アゼルバイジャンやエストニアなど旧ソ連圏内の国々でも使われています。ロシア語の使用者は世界で8番目に多く、また第2言語としては世界4番目の言語でもあります。
さらには、英語、フランス語、スペイン語とともに国連公用語の1つでもあります。
日本においては、18世紀に漂流してロシアに渡った大黒屋光太夫が当時のロシアの様子を伝えた史実が有名ですが、ロシア語由来の日本語として「アジト」「イクラ」「インテリ」「ノルマ」など、現代でもよく使われています。