LTOのスロベニア語翻訳
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スロベニア語とは
スロベニア語は、インド・ヨーロッパ語族に属するスラヴ語派のうち、南スラヴ語群に属する西南スラヴ語の1つで、32もの方言が存在しています。表記にはラテン文字が用いられています。クロアチア語とは言語的に近い関係があり、中でもクロアチア語のカイ方言とチャ方言とは意思疎通が可能です。一方、その他のクロアチア語の方言とは文法や発音などが異なり、両言語間での意思疎通は難しくなってきます。
スロベニア語は、他のインド・ヨーロッパ語族の言語がほとんど失った双数形が残されていて、それがスロベニア語の大きな特徴にもなっています。
世界におけるスロベニア語の位置づけ
スロベニア語は、スロベニアに住む約200万人の人々の間で公用語として使われています。その他、オーストリア南部、ハンガリー西部といった東ヨーロッパや、イタリアのトリエステに住む一部の間でも使われ、世界の約220万人が話者となっています。スロベニア語は、欧州連合（EU）の公用語でもあります。
スロベニアは、1991年に旧ユーゴスラビアから独立する前からヨーロッパにおける最先端工業地域であった経緯もあり、独立後も自動車関連機械や電気機械関連などでヨーロッパ向けに輸出されています。
日本との経済的関係も少しずつ深まりを見せ、例えば家電大手企業の1つであるパナソニック社とスロベニア家電最大手企業とが資本・事業提携をするなど、今後両国間における経済的な繋がりが増えていく可能性があります。